2013年12月1日日曜日

住所変更とNemID

マイナスの温度になることもしばしばですが、晴れ間が覗くと美しい雰囲気を取り戻すコペンハーゲンです。

 


先日引越しをしたため住所が変わり、Sundhedslprt(イェローカード)を変更するために新しい地区のCommuneへ行ってきました。

私は以前Frederiksbergというコペンハーゲンの中にありつつもコペンハーゲン地区ではないというちょっと特別な小さな街に住んでいたのですが、そこからコペンハーゲン地区へ移りました。
ちなみにFrederiksberg(フレデリクスベア)はお金持ちが多く、とても落ち着いていて素敵な街です。


住所変更はここで行いました。


københavn borgerservice
Address: Nyropsgade1  1602 Copenhagen V 

Opening hours:
Monday to Wednesday. 10-17
Thursday at. 9-18 Friday. 10-15





受付で住所変更を申し出たところ、’NemID’を持っているかと聞かれました。
このIDがあると、インターネットから手続きができるそうです。
3枚折になったカードなのですが、そこに無数の数字が書かれています。
銀行のネットバンキングを見たりするのにもこのIDが必要だそうです。

私は持っていなかったので、そのまま2階の窓口へ通され住所変更を完了。



その際にNem IDを作りたいと申し出て、次の窓口へ案内されNem IDの手続きに入ります。

係りの人にNem IDカードが入った封筒を渡され、「1階で他の係りの人に手伝ってもらってネットから手続きをしてください」と言われ、その通り助けを借りて設定を完了しました。







これがNemIDカードです。


デンマークへ来て早3ヶ月。
まだまだ新しいことに戸惑います。
ただ、お役所手続きは対応が丁寧なので(運がいいだけかもしれませんが)、幸いなことに別段困ったことはありません。



2013年10月16日水曜日

デンマーク語の勉強① 学校申し込み~ガイダンス

私は今、週4日デンマーク語の学校に通っています。

申し込みは、CommuneにCPRナンバーを申請した時に一緒に「デンマーク語を学びたい」と申し出たところ、「ここに連絡してね。」と学校のパンフレットをもらいまいした。
費用は全て市が負担してくれるそうです。

すぐに連絡すると「来週の月曜日にガイダンスがあるのできてください」とのこと。

ガイダンスでは学校の歴史やカリキュラムの説明がありました。
その日は全部で8人の人が集まっていました。
その後個人面談があり、クラスはそこで相談により決まります。
最終学歴、専攻科目、今までの仕事、どうしてデンマークに来たのか、どうしてデンマーク語を習いたいのか、他に何語が喋れるかなどを聞かれました。

ちなみに全て英語でした。
英語が分からない場合、この説明どうするんでしょう・・。
わりと容赦ない会話のスピードで説明が進行されていました。

クラスのスタートは次の週の月曜日からとなりました。

私の時間割は8時半から11時半まで。
10時くらいに30分の休憩が入ります。
レベルは一番下の初歩クラスです。
初歩クラスも3つに分かれているらしく、「字を習ったことがないクラス(学校に通ったことが今までにないなど)」「英語が喋れないクラス」「大学卒以上で英語がしゃべれるクラス」となっているそうです。

ドイツ語やノルウェー語、スウェーデン語が喋れるともう一つ上のクラスからのスタートになるそうです。
文法や言葉が似ているそうで・・。



これが教室です。




学校をいつスタートできるのか、時間割、週何回なのか、進度など、学校や市によってまったくバラバラだそうです。
私は教科書も支給され、場所も当時住んでいた家から歩いて5分の所にありましたが、地方の知り合いは電車で30分かけて通ったり、またはその市の学校がとても遠いため別の市の学校に通ったり、教科書もレンタルだったりするそうです。




2013年9月8日日曜日

Sundhedskort(イエローカード)とOpholdstilladelse(レッドカード)到着

Opholdstilladelse、日本人のあいだではレッドカードと呼ばれるこの滞在許可カードははCommuneにCPRナンバー登録してから2週間で届きました。
私はこのカードの存在を知らなかったので、はじめは??でしたし、
数か月前の自分の顔写真がそこにあり、えっいつ撮ったの??と驚きました。

写真はビザを申請するときに日本の大使館で撮ったものでした。

日本でビザ申請をする際に撮られた写真がデンマークに送られて、
私がCPRナンバーを登録するのを待っていて、
そしてカードに印刷されて来たなんて・・なんだか古い友人に会ったような気分です(笑)

あの時は(今もですが)右も左も分からず大使館の椅子に座ってたなぁ。


Sundhedskort、イエローカードはちょうど4週間ほどで届きました。


これでビザ関係は終了です。


住んでいる地区から引っ越す場合、新しい地区のCommuneへその届けを出さなければならないそうです。


ビザ関係を全て終えた今思うのは、

・ビザ申請の時に記入する「渡航予定日」からビザが始まるので(たとえその日にまだデンマークに入っていなくても、ビザは自動的にスタートしており滞在可能な期間はどんどん短くなります。)、早めの申し込み、余裕を持った渡航日設定はとても大事です。

差し引かれる日数はあとで申請すると足してもらえますが、ひと手間になってしまいます。


・ビザ申請時に航空券はいらない。

・現地入りしてCPR登録をする期間は到着して5日以内とありますが、3ヶ月以内でOK。でも早いに越したことはないと思います。

・大使館で写真を撮る時に気を抜くと、後にデンマークで日々持ち歩くことになるレッドカードの顔真がひどいことになるので注意。


以上が最初から分かっていたら良かったなと思っています。





2013年9月3日火曜日

ワーキングホリデービザの取得方法③(デンマーク内:CPRナンバー登録)

前述しましたが、私はデンマーク前にドイツに行き、そこから陸路(電車)にてデンマークに入りました。

ドイツ入りはパスポートを見せ、「渡航の目的は何ですか?」「観光です。」ですんなり終わりました。
(厳しく聞かれてる人もいる中、幸いなことに(?)どうこうしたって無害にしかならなそうな小さなアジア人女性はどこでもわりとスルーされる傾向にある気がしてなりません。)

ドイツからデンマーク入りは電車だったので、フェリー(電車がそのままフェリーに入ります)にて国境を越え、降りるともうそこはコペンハーゲン中央駅でした。
なんだか拍子抜け・・これがヨーロッパの移動なんですね。


大使館からもらった4枚の紙はCPRナンバー取得のために、住んでいる地区のCommuneと呼ばれる役所に持っていく際に使います。

CPRナンバーはデンマークに3ヶ月以上滞在する人は誰でも必要な大切な番号で、病院に行くときなどはこの番号ですべてをカバーしてもらうようです。
これが私の居住地区のCommuneです。







中はこんな感じ


Bolig(住居みたいな意味)という文字を頼りに進みます。
コンピューター画面で英語が選択でき、「CPR申請」を押して番号札を持ち待つこと40分。


電光掲示板があるので自分の番号がどのカウンターで呼ばれたかひと目で分かります。
Wifiも使用可能で、パソコンも置いてありました。


係りの方はとても感じがよく、丁寧に対応してしてくれました。

必要だったものは、パスポートと大使館から送られてきた4枚の紙、そして居住先の契約書でした。
私は知人の厚意で住まわせてもらっていたため契約書がないと伝えると、係りの方はその場で知人に電話して本当に住んでいるのかの確認をとっていました。
(仕事中電話かーととても心苦しかったのですが、知人は「デンマークはそんなの気にしないよー大丈夫大丈夫」と言ってくれてホッとしました。)

CPRナンバーはその場で紙にコピーしてもらえます。

待たされて待たされて、みなさんお疲れのご様子でした。
時間に余裕を持って行った方がいいと思います。

これで手続きはすべて済みました。

あとはイエローカードと呼ばれるCPRナンバーが書いてあるSundhedskortカードと、
レッドカードといわれるレジデンスカードOpholdstilladelse(顔写真付きの身分証明)が届くのを待つだけ。

大体4週間以内に発送するといわれましたが、いつ届くかなー。


※後になって気づいたことですが、この手続きと一緒にNemIDと言われるIDの登録もするといいようです。
詳しくはこちらをご参照ください。

2013年8月28日水曜日

ワーキングホリデービザの取得方法②(日本国内)

大使館に書類を提出した後は返事を待つのみです。
以前はビザの準備ができた連絡が入ったら、パスポートを大使館に持参してビザをもらう、という流れがあったようなのですが、現在は書類が送られてきてそれを現地に持参し手続きをするので、その後大使館に出向く必要はありません。

書類の郵送には大体3ヶ月ほどかかると大使館では言われました。

デンマーク前にドイツにいる友人を訪ねたかった私は
「申請から2ヶ月くらいあれば届くだろうな~他の人のブログでも早めに届くとあるし・・」
と軽く考え、わりとギリギリのチケットを取得。

しかしながら2ヶ月はとうに過ぎた出発10日前あたりでまだ届かず
だんだん焦ってきて大使館に「いつごろ届きますか」メールをしました。

大使館からはすぐに「デンマークでの処理なのでこちら(日本)ではなんとも言えない。4月の時点で向こうに届いていることは確実です。」との返事が。

こうなったら届いた書類をドイツにメールで送ってもらうしかない。でも特別な紙だったらどうしよう・・・(実際はただのコピー紙でした。)などと考えていた矢先、

「本日許可がおりました。これから郵送します。」との連絡がありました。

大使館に連絡してから2日。

提出書類に「出航予定日」を書く欄があるのですが、実にこの3日前に届きました。

出発予定日が本当に出発日だったら、かなり焦っていたと思います。




A4サイズの紙が4枚です。

あとの手続きはデンマーク国内になります。




2013年8月20日火曜日

ワーキングホリデービザの取得方法①(日本国内)

デンマークワーキングホリデービザの取得方法です。

私が実際に行った流れは

在日本デンマーク大使館にメールで予約して出向く→書類提出、生体認証をする→結果をひたすら(3ヶ月程度と言われます)待つ→現地(デンマーク)で市民登録をする 

といった形でした。

ビザ申請を開始したのは4月の20日頃。
大使館に生体認証の予約メールを入れ、すぐに返事がありました。
希望日時を聞かれ「○日は行けますが●日は行けません」と送ったのにも関わらず
「では●日にいらしてください。」
・・・あれ?
というやりとりもありましたが、メールの返信はとても早く思ったよりスムーズにできました。

メールをして2日後に東京・代官山の大使館へ。
予約にもっと時間が掛かると思っていた私は急いでデンマーククローネ版の残高証明を銀行に取りに行き、パスポート全ページをコピーし(これは地味に一苦労でした)、書類を完成させました。
航空券をとっておかなければならないという情報もありましたが、それはいらないそうです。
(「航空券はまだなのですが」と言うと、大使館の方から不要だと言われました。)

大使館は代官山駅から歩いて10分ほどでした。


こんな建物です。


二つ入口がありますが、奥まった方です。


ビザ・パスポートの方のインターフォンを押して、鍵を開けてもらいます。
やたら重かったのを覚えています。


中はこんな感じで、窓越しに係りの人(日本の方)と話しました。



30分に一人くらいの時間配分で予約をとっているようで、私が手続きをしている間に早く来た学生さんがしばらく待たされていました。
ちなみに対応されたのがデンマーク人の係りの方で、英語対応。
学生さんは分からず Yes、Yesを連投し、係りの方は苦笑い・・みたいな場面もありました。
元気にデンマークで頑張っているかなぁ。あの学生さん・・。


パスポート・書類などをすべて渡し、指紋などの生体認証をしてしめて20分強。
パスポートを返却してもらい終了です。

若干緊張していたのでとてもホッとして、渋谷まで散歩がてら歩きました。
このあたりは素敵なレストランが沢山あり、ご褒美がてらランチをして帰りました。


手続きに関して、詳しくは大使館のサイトをご覧ください。

http://japan.um.dk/ja/~/media/japan/Documents/Going%20to%20Denmark/JP/Application%20procedure/Working%20Holiday%20application%20procedure%20JP%20TYOAMB.pdf

こちらに全て終了後の雑感がありますので、よろしければご参照ください。

2013年8月14日水曜日

天気(コペンハーゲン)

コペンハーゲンはデンマークの首都で、東に位置するシェラン島の中でもまた東に位置する街です。
海を挟んですぐそこはスウェーデンです。

ここ一週間の天気ですが、日本が40度超えたと大騒ぎなのに対して、
こちらはダウンジャケットと半袖姿が行き交うなんとも言えない天気です。
真夏は過ぎ去っているのではないでしょうか。

今年、2013年は例年稀に見る晴れ日の多い夏だったようで、現地の人も「ラッキーね!!」「ほんとに素晴らしいわ!」と喜んでいます。

太陽光が強く、日向にいると暑いので日焼けが気になります。気温は24度くらいです。
それでも湿気が低いので日陰は寒く、また一日のうちに通り雨から本降りの雨が何度か降るので、防寒、雨具は欠かせません。
こんな時は15度くらいだと思います。

ちなみに今日は朝5時頃は雨で底冷えしていました。
今は太陽が出ています。
風が強く、雲が動くさまがとても綺麗です。

日中は薄手のパーカで十分ですが、朝夕はフリースが必要です。
雨具は常時必須です。



2013年8月9日金曜日

コペンハーゲン到着

2013年8月5日、午後10時半、デンマークでのワーキングホリデー生活が始まりました。

ドイツのフランクフルト、ベルリンにそれぞれ10日間滞在してからのデンマーク入り。
ベルリンから予約してあったコペンハーゲンまで直通の電車が突然キャンセルになったり、その前にも飛行機の日時を間違えて予約してしまいチケットを無駄にしてしまうというドタバタがありましたが、なんとか到着することができました。

予約していた電車や飛行機が突然キャンセルなんていうトラブルはヨーロッパでは当たり前。
分かっていてもあたふたしてしまう私に、”Welcome to Europe!”と言ってのける後ろのお兄さん。
・・ありがとう。一年分の荷物がなければ直通電車がキャンセルになって乗り換えが発生したってあんなに落ち込まなかったと思います。

でも振替になった電車の中でデンマーク在住のおじいちゃんおばあちゃんとお知り合いになり道中ずっとお喋りしたり(英語)、日本語が話せるデンマーク人の方を紹介してもらったりと、結果オーライだったのかもしれません。

日本から1ヶ月くらい探し続けていたお部屋探しは難航を極め、結局ホステル暮らしの始まりです。

これから1年間。
この地でどんな風に生活していくのか・・・。